ブログアイコン岡崎事務所 障害年金申請のブログ

2025年5月20日発信

「障害年金の審査は最近特に厳しくなったのか?」
この問いに、私の個人的な見解をブログにしてみようと思います。

新聞やネットで「障害年金の申請において精神・発達障害の不支給割合が増えている」との情報をよく見かけます。私が障害年金申請サポートの事業を始めて以降、障害年金制度がこれほどまでにマスコミに注目された記憶はなく、とても驚いています。

冒頭の問いに対する私個人の肌感覚としては・・・・
年間、何十件もの申請をサポートしている中で、特に不支給の割合が極端に増えているとか、審査が最近特に厳しくなったとは感じていません。今までと同じように、等級が認められるべき申請については、認められているという印象です。障害年金は、日本年金機構が示している「障害認定基準」に従い審査がなされています。特段、何かが大きく変わったという事実もありません。

私が申請するに際し、一番重要視していること。それは先ほど述べました「障害認定基準の正確な理解」これに尽きます。仮にこの基準に沿っていない決定が日本年金機構からなされたときは、審査請求、再審査請求等国の制度を利用し、申請人の意見を主張していけば良いのだと思います。申請人の主張が認められ、日本年金機構の処分が変更となることも多々あります。私は非常に物事をシンプルに考えています。

あれこれネット上の噂話に左右されることなく、今までと変わらず、実直に申請を進めていかなければなりません。日本年金機構の審査の内情に一喜一憂するよりも、申請人の病状、日常生活の不便さ、労働に対する現状等を、わずか数ページの文書でまとめ、どれだけわかりやすく判定医に伝えるか。引き続きここが重要なポイントであろうと考えています。

以上

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